扁桃炎

習慣性扁桃炎と扁摘

習慣性扁桃炎とは、本来扁桃に慢性炎症があり、これが何らかの原因によってしばしば急性増悪を起こすものをいいます。このような扁桃が、しばしば全身疾患の原因になることがあります。習慣性扁桃炎に対する手術適応については、小児の場合には、扁桃を腫らす回数は、年4回以上のものとし5〜6歳、小学校入学前に行なうのが良くまたその後の経過も良好です。扁桃を繰り返し腫らしはじめる年齢は3歳頃からであり、多くの場合保存的治療が行なわれています。しかし、小学校に入ってから、しばしば学校を休まなくてはならなくならないことを心配して手術を希望して来院されることが多くありますが、自然に何らかの保存的な療法で良い結果が得られている例が66,6%も見られ、さらに習慣性扁桃炎が10歳を過ぎると著しく減る傾向にあることから、手術の決定については、一応5〜6歳を目安としています。症例によっては1〜2年その経過を慎重に観察した上で手術を決定するのが良いと考えられています。